就職・転職

大企業を辞めたい新卒、若手に捧ぐ。さっさと辞めて転職しようぜ。

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こんにちは。

amazonプライムビデオにハマりすぎて平均就寝時間が3時間くらいになってしまい、ガンガン会社遅刻しまくり、反省しまくりの僕です。

今日はキャリアの話。それも超ピンポイントのターゲット向け。

新卒で大企業に入社して、不満を募らせている若手向けに、

新卒で大企業に入社して、1年で転職した僕から、気持ち程度のアドバイスを。

 

 

新卒で大企業に入社するということ

 

四年制大学に入学して、思う存分サークル活動や部活をエンジョイ。

人並みに恋愛したり、たまに勉強したり。

就活の時期になり、慣れないスーツを身にまとい、大学生活でそこそこに鍛えられたコミュ力を活かして内定を無事獲得。

単位も何とか確保して卒業し、新卒で晴れて有名大企業に入社する。。。

親や友人からは祝福され、世間体は抜群。合コンでもまあまあモテる。

 

そのまま真面目に働いてさえいれば、給与も平均より格段に良いし、年功序列で少しずつではあるが昇給していく。

その内程よい歳で、程よい相手を見つけ、派手さは無くとも幸せな家庭を築いてゆく。

 

めちゃくちゃ幸せな人生じゃん

 

今時こんな人生、超恵まれている。世間から羨望の的になる程に。

20歳やそこらで、こんな人生を目指して必死に努力してきたという人は、正直この記事のターゲットではない。

立派に努力をしてきた。俺の、私の人生は安泰だ、素晴らしいだろう、と胸を張って生きていけばいい。

 

大企業で、モヤモヤしてない?本当に?

 

だがしかし、大企業に来る若者たちは、全員がそんな平凡だが幸せな人生を求めて入社してくるのだろうか。

就活の時、多少なりとも『仕事』に対して必死に必死に考え、本気で『仕事』に熱中したいと思って入社する人もいるはずだ。

デカイ仕事がしたい。

自分の力で世の為人の為に活躍したい。

いつかビッグになりたい。

そんな風なパッションを持って、大企業に入社する。

そういう人間も一定数いるのではないだろうか。

いいじゃないか。そういうヤツが、いつか本当に世界を変えるかもしれない。


そんな熱意は、大企業ではなかなか報われない。

 

ただ、そんな熱意は本当に大企業で歓迎されるだろうか?

配属された部署には、くたびれたオッサン社員ばかり、同期も仕事に大した興味はなく、熱い夢を語り合う相手もいない。

気付けば自分も入社当初に抱いていた夢なんて忘れて、ただロボットのように目の前の書類を片付けるだけのサラリーマンになっていく。

 

就職活動説明会で、目をキラキラと輝かせながら聞いたあの仕事は?

そのダイナミックさや、世界を股にかける事業内容に胸を躍らせたあの高揚感を思い出させてくれるような、あの仕事は?

 

今いる会社のどこかに、本当にあるのだろうか。

 

面接で語ったあなたの熱意を受け入れてくれたはずのあの会社は、まるで幻だったのではと疑うほどに、

今あなたがいる場所からは想像がつかない世界になってしまってはいないだろうか。

 

大企業は、そういう風にできている。

 

言ってしまえば、大企業なんてのは、得てしてそういうものである。

別に悪気があって入社前のあなたを騙した訳ではないし、嘘をついている訳でもない。

もちろん面接でのあなたの熱意は本当に買われたはずだ。

面接官も人だし、同じような熱意を持って、十何年か前にその企業に入社してきているかもしれない。

だが、その熱意を、そのままの温度で、現場で活かせる可能性は極めて低い。

 

なぜだろうか。

それは、

日本の大企業は、社員全員で一丸となって高度経済成長を実現してきた歴史があるから。

年功序列の賃金制度で、一度入社したらそれきり、死ぬまでその企業に終身雇用で世話になる仕組み。

誰か1人が特別扱いされてはいけないシステムの上で成り立っているのだ。

 

たまにエースとして、バンバン社外への広報に使われている社員がいる。

そういう社員に憧れて入社する人間もたくさんいる。

だが、そのエース社員は、会社にとって都合のいい、絶対にやめない、忠誠心が高く爽やかな社員が持ち上げられていたりするのが事実。

イメージは大事だし、それが企業として優秀な人材を確保するための立派な戦略である。誰も悪くはない。

 

それが現実なのだ。余計な熱意を持った社員には、任せたくても任せられない。

あの時心を揺さぶられ、小さく灯ったあなたの情熱は、何の役にも立たず灰になっていく。

大企業のサラリーマンなんてのは、得てしてそういうものなのである。

そういう仕組みなのだ。その代わりに、世間体と給料で報いられる。

十分幸せな生活が出来る、見返りが与えられている。

 

仕事に対する、熱意の灯を消しちゃいけない。

 

さあ、ここからどうしようか。

今のままでも、仕事に対して多少の我慢をすれば、世間から羨まれる程度の生活は保障されている。

それに40年も働けば、1度や2度くらい、この仕事をしてよかったと思える日が来るかもしれない。

 

あの時のピュアな気持ちは、無かったことにすることもできる。

事実、そのような熱意を持ちながら不満を抱える若手社員の多くが、時間とともにその生活に慣れ、無理してリスクをとる必要も無いという考えに変わる。

そしてその他大多数の大人と同じように、紋切り型のサラリーマン的な考え方、サラリーマン的な生き方に染まっていく。

その方が楽だし、自分の気持ちにさえ蓋をすれば、あとは不満なんてない。いいじゃないか、それで。

 

、、、そう言われても、まだモヤモヤする?
まだ、あの時の熱意を捨てきれない?

 

もしそうならば、

その熱意は、絶対に捨ててはいけない。

誰に何と言われようと、貫くべきだ。

そういう熱意を捨てずに、大企業を思い切って飛び出し、思う存分活躍している若者は、たくさんいる。

そうやって、社会の中で、もがきながらも熱意溢れる仕事をする若者がいなくなれば、この国は終わる。

あなたの想い、熱意、やる気が存分に必要とされる世界は、あなたが思っているよりもたくさんある。

そこが大企業ではないだけだ。

絶対に諦めてはいけない。その生活に慣れてはいけない。

小さく灯ったその熱意を、絶対に消してはいけない。

 

とはいえ、若くして大企業をやめたら、印象悪くない?

 

こういう話をするとよく、

「石の上にも三年というし、三年は働かなきゃダメだよね?」とか、

「一年未満の中途半端な状態で転職しようとしても、受け入れてくれる会社なんてないでしょ?」

と言われることがあるが、何を心配しているのか、僕にはわからない。

 

三年なんて誰が決めた?受け入れてくれる会社がないなんて、やる前からなぜ言い切れる?

全部企業や社会が都合よく人材を扱うために、もっともらしく語られているだけだ。その程度で言いくるめられてはいけない。

事実、若くてもいくらでも転職している人はいる。

変に世間体や社会の評価なんかを気にするより、あなたの心に宿っているその情熱の方を大事にしてほしい。

そうやって熱量のこもった仕事をしていれば、きっと大企業で飼い殺されるより何倍もスキルアップできる。

世間体や社会の評価なんてのも後からついてくる。

ぶっちゃけ、大企業なんかじゃ有り得ないくらいの報酬を獲得できるビジネスマンになれる可能性だってある。

 

若くても転職はいくらでもできる。今がチャンスだ。

 

若くして日系大企業を飛び出して、ベンチャーや外資系で大活躍している人たちもたくさんいる、と先ほど書いた。

そういう人たちは、別に特別なことをしている訳ではない。

転職サイトに登録して、面接をして、自分の気持ちを真っ向からぶつけ、本当に熱意を持って働ける場所を見つけているだけである。

さながら新卒の就職活動のフラッシュバックのようだ。

だが、一度社会に出て、ある程度世の中の仕組みを知ってからだと、新卒の頃とは全く違った視点から会社を見れるようになる。

言うなれば、あなたの判断の精度は確実に上がっているはずだ。

たくさん悩んだ分だけ、自分が理想とする仕事ができる場所が、見つけられるようになっている。

 

 

実は、2016年現在、今まさに第二新卒市場は真っ盛り。

あなたを必要としている組織は、本気であなたのような人を待っている。

このチャンスを逃さぬよう、あなたの熱意をぶつけられる場を、今一度、本気で探してほしい。

死ぬときに本気で満足できる、いい人生にしようじゃないか。

 

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