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秋葉原に3日間貼り付いてポケモン集めてみた。
どうも。今回はタイトルの通り、身を持って秋葉原で3日間ポケモンを集め続けてみました。辛かった。
そして、その過程を元にPokemon GOの攻略に必要な要素をトコトン分析してみました。
ポケモンのCPって何?
ポケモンGOってそもそも何するゲーム?
てかポケモンGOいつまでブーム続くん??
などといったポケモンGOの疑問について、まるっと考えてみたいと思います。
ポケモンGOリリース以降の秋葉原
いやしかし、異常な光景でした。写真は載せられませんが。。
周りは本当に、常にスマホをみながら歩いて、ときたま立ち止まったかと思うと画面をシュッシュし出すという、ああこれが社会現象か、という印象でした。笑
かくいう僕もその中のひとりとして、不可思議な動きをしながら画面をシュッシュしていたわけですが、トレーナーレベルを上げて、レアポケモンを探して捕まえて、強化させて、進化させて、ジムに挑むという行為を続けた結果わかったことがあります。
今回は僕が秋葉原で身を持って経験したポケモンGOムーヴメントを元に、ポケモンGOの攻略法、ポケモンGOの今後について分析します。
ポケモンGOはそもそも、何をするゲーム?
ポケモンGOはただポケモンを捕まえるだけのゲームではありません。
ユーザーは赤・青・黄の3チームを自ら選んで分かれ、それぞれのチームが各地に存在するジムでポケモンを戦わせ、制圧しあって遊ぶゲームなのです。
陣取りゲームを想像してもらえばわかると思いますが、3チームに分かれて、ポケモンを戦わせて、各地の縄張りを奪い合うイメージです。まさにインターネットとリアルが融合した拡張現実(AR)ゲームですね。
ポケモンGOはやはり「暇人が勝つゲーム」
ポケモンGOは一言で言うと、暇人が勝つゲームです。こんなを言うと、
「いやいや、たまたまレアポケモン捕まえて一気に皆に勝てるかも知れんやん」
と言われるかも知れませんが、ハッキリいってそれは無理です。絶対に。
①暇人が勝つ理由その1「ポケモンの強さはトレーナーのレベルに依存する」
ポケモンの強さは、CPと言うもので表されます。
このポケモンでいうと、ポケモンの上に表示されてるCP122という部分ですね。
ポケモンを戦わせる際は、だいたいこのCPが高いポケモンが勝ちます。(もちろん、ポケモンのタイプや技の相性で異なりますが、大体はCPどおりの対戦結果になります)
で、ポケモンを捕まえた時にもらえる「ほしのすな」と「アメ」を使ってポケモンのCPを強化させることができます。
例えばこのカモネギなら、「ほしのすな400個」 と、「カモネギのアメ1個」を使って一段階強化してCPを上げることができます。
このCPにはポケモンごとに限界値があります。ポケモンの種類ごとではなく、個体ごとです。同じカモネギでもCPが違ったりするんですね。
そしてポケモンの上のドーム状のゲージが、限界と、現段階で限界値のどこまで成長されているかがわかります。このカモネギだと、半分以下ですね。まだまだ成長余地がありますが、すぐに限界がきます。
そしてなんと、この限界値はトレーナーレベルが上がるとともに上昇します。
簡単にいうと、トレーナーのレベルが高いと、それに比例してポケモンのレベルをもっとあげられるということです。
そしてこのトレーナーレベルを上げる方法は、現状では「ポケモンをひたすら捕まえる」もしくは「ポケストップ(街中にある丸くて青い目印)」に近づいて、その度にクルクルと回すしかないのです。しかもポケストップは、同じ場所で連続で回すことはできない為、いろいろなポケストップに行く必要があり時間がかかります。
既にプレイされたことがある方はわかるかと思いますが、ポケモンを捕まえるのにも、いろいろなポケストップに行くのにも相当な時間を必要とします。
つまり、強いポケモンを作るには高いトレーナーレベルが必要で、トレーナーレベルを上げるにはひたすら雑魚でもポケモンを捕まえるか、ポケストップ巡りをするしかないということになります。
もうわかりますよね。笑
ポケモンを強化するには、時間があればあるほど有利になる仕組みなのです。
②暇人が勝つ理由その2「課金があんまり意味ない」
ソシャゲの正攻法として、時間を金で買うという考え方がありますね。笑
ポケモンGOも例にもれず、課金アイテムのルアーモジュールを使ってポケモンを出現させやすくすることができます。
そしてこのルアーモジュールはポケストップで使用することができるのですが、なんと、他の人が課金して使っているルアーモジュールでも、そのポケストップの近くに行けば他のユーザーもその恩恵を受けることができるのです!
ルアーモジュールが設置されているポケストップには桜が舞っているのですが、その周りにスマホを持った人が群がっているのはそういう理由からです。笑
秋葉原の駅前は、ポケモンジムもあって大変なことになっていますw
他人の課金アイテムに乗っかってポケモンを捕まえようとしているわけですね。
しかしここで、冒頭で申し上げたソシャゲの正攻法、時間を金で買うという考え方が意味を成さなくなります。
いくらお金をかけて課金してルアーモジュールを使いポケモンを捕まえやすくしても、無課金ユーザーは時間さえあればその近くへ参じて課金の恩恵をうけることができるからです。
さらにさらに、課金したからといって、レアポケモンを入手できるわけではありません。
あくまでも、ルアーモジュールはポケモンの出現確率があがるだけで、レアなポケモンが捕まえやすくなる課金アイテムは今のところ存在しないのです。
ますます時間があるユーザーほど有利ですよね。
ポケモンGOは今後も流行り続ける?
3日間秋葉原でポケモンを捕まえ続けた僕が思ったことは、このポケモンGOブームは長くは続かないのではないか?ということです。
もちろん、歩きスマホの危険性やマナー面で、規制がされて下火になる、みたいなケースも考えられますが、そうでなくともこのゲームのシステムだと、時間はないけどさくっと遊ぼうというユーザーは絶対飽きてしまうからです。
いくらポケモンを集めたところで、余りある時間を投資したユーザーだけが強くなるシステムだとそりゃ面白くなくなるのは当然ですよね。
ただし、それでもPokemonGoはこれだけのブームになっているわけで、このゲームの方向性次第では、この調子で広く遍くいろいろなユーザーが楽しめる可能性もなくはないと思います。
ポケモンGOが今後もいろいろなユーザーに楽しまれるとしたら?
ポケモンGOがもっともっとたくさんのユーザーが、長く楽しめるゲームになるとしら、以下の様な方向が考えられる可と思います。
①ポケモンの強さは競わず、「レアポケモン」を捕まえる喜びにフォーカスする
レアポケモンを捕まえる喜びは、今でもポケモンGOがここまで流行している一因だと思いますが、もっともっとポケモンごとの「希少性」が出てくると、集めるだけで楽しいゲームになるかと思います。
現時点の情報では、全世界でみたときの地域限定ポケモンは存在するようですが、さらに細かい地域単位でのご当地ポケモンのようなものは存在しなそうです。(おそらく任天堂としてもこれから少しずつネタを小出しにしていくつもりだと思いますが、、)
例えば富士山の5合目にしかいないポケモンとか、とある温泉地にしかいないポケモンとか、本当のポケモンのゲーム内のように極々限定的なスポットでしか発見されないポケモンが出てきたりすると、そのポケモンを捕まえにいくだけで楽しめそうですよね。特に日本のように過疎化が進んだ国では、地方の活性化などにも繋がりそうで、ワクワクします。
②ジム以外の場でポケモンを戦わせられる
現状では各地のジムを陣取り形式で戦わせるゲームなので、圧倒的に強いポケモンが存在したりすると、もはややる気を失います。今でも僕はすでに、ジムを見かけても、どうせチートレベルに強いポケモンがいるだけで面白くないからスルーしてしまっています。笑
そうではなくて、「友達とどこでも、ポケモンの強さに関わらず楽しく」戦わせて遊ぶことができたら、とてつもなく流行りそうな予感がしますね。何か物事をじゃんけんで決める代わりに、ポケモンバトルで決める世の中がくるかも知れません。笑
③もはやペットのように「ポケモンを可愛がれるシステム」を搭載する
いまの仕様だと、どんなポケモンを捕まえても所詮強いポケモンを育てる為の養分のような扱いになってしまいます。笑
それよりも、「自分だけのポケモン」を見つけて育てられるようなシステムがあれば、もっといろいろな層に受け入れられるような気がしますね。
例えば、洋服を着せ替えれたり、色違いポケモンを作れたり、そのポケモンをみんなに披露できるような場があったりすると、ただ「強さを競う」よりも、女子層を惹きつけられるかもしれないですよね。ちょっとアメーバピグみたいなイメージでしょうか。笑
ポケモンGOは今後どうなるのか
いろいろとポケモンGOブームの今後について考えて見ましたが、果たしてどうなるかは全くわかりません。
もしかしたら既に任天堂さんは次の一手・二手を用意して時を待っているのかも知れません。
僕も1ユーザーとして、今後共ポケモンGOがもっと楽しめるゲームになることを期待しています!